月5万円以上の収入☆italki・Preplyのオンラインレッスンで稼ぐ☆好きな時間に在宅で資格なしでもできる副業☆日本語教師

好きな時間に自宅でも旅行先でもインターネットができる場所ならどこでもできる仕事、フリーランスのオンライン日本語教師の仕事についてご紹介します。

資格がなくても日本語を教える仕事を始められます！
レッスンのツールはZoomがおすすめ
italki と Preply
フリーランスの日本語教師は稼げるの？たくさん稼ぐためには？
魅力的なプロフィールを作ろう！
italki・Preplyに登録したばかりの講師が予約を獲得するための戦略
レッスン料の値上げ
プロの講師として登録するならオリジナルの教材を作成すると強みになる
コミュニティチューターでも、少なくとも1～2冊の文法書があったほうがいい
おすすめの初級日本語教科書
もっと稼ぎたい！レッスンの準備時間を短縮したい！　～　英語学習のすすめ　～
英語以外の外国語ができると他の講師と差別化ができる
プロの日本語教師になって日本語学校で働くためには？
日本語教育能力検定試験
日本語教師養成講座（420時間）を修了する
大学または大学院で日本語教育に関する主専攻または副専攻を修了する
まとめ

資格がなくても日本語を教える仕事を始められます！

実は、フリーランスとして日本語を教えるのなら、日本語教師の資格は必要ありません。

自分でＳＮＳなどを使って生徒を募集したり、italkiやPreplyなどの語学系プラットフォームに登録したりすれば、誰でも日本語を教えてお金を稼ぐ仕事を始めることができます。

現在、日本語教師を国家資格化することが議論されています。

認定日本語教育機関で日本語を教えるには、その国家試験（教育実習を含む）に合格することを原則とするというものです（現在議論中でまだ確定ではありません）。

まだ議論中で不確定な状況ですので、国内の日本語学校認定日本語教育機関で日本語を教えたい場合には、今後の動きに注意が必要です。

しかし、italkiやPreplyなどのプラットフォームで教えるなど、フリーランスとして日本語を教えるのであれば、国家試験を受験する必要はありません。

語学系プラットフォームの中で私が一番おすすめしているのは italki です。

italkiには、日本語教師の資格がある「プロの講師」と、日本語教師の資格がない「コミュニティチューター」がいます。

私は日本語教育能力検定試験に合格しているので「プロの講師」として登録しています。

「コミュニティチューター」なら、インターネットとパソコンさえあれば誰でもいつでも始めることができます。

ただし、italkiに語学講師として登録するためには、その言語の講師をitalkiが募集している期間にしなければなりません。

毎日 italkiの講師になるためのページを見て、募集がオープンになっていないか確認するのを日課にすることをおすすめします。

予告もなしに突然募集がオープンになり、またしばらくすると予告もなしに募集がクローズされるからです。

italkiの日本語講師の募集がオープンになるまでは、Preplyに日本語講師として登録し、経験を積みながら待つのがいいと思います。私も最初はPreplyから始めました。

Preply は italki よりも手数料が高いので、講師側の取り分が多少は少なくなりますが、Preplyもとても使いやすいプラットフォームですよ(^^)

レッスンのツールはZoomがおすすめ

italkiやPreplyには独自のclassroomがあり、それを使ってレッスンすることもできますが、時々うまく作動しなかったりと使いづらく感じる時もあります。

私のレッスンでは、いつもZoomを使っています。他の類似のツールと比べると、音質や画質が良いからです。

Zoomは、以前は１対１であれば無料のプランでも時間無制限で使うことができました。

しかし、現在の無料プランでは、１対１であっても40分が過ぎると切れてしまうようになりました。

40分で切れてしまっても、もう一度Zoomに入り直せば無料のプランでできないこともありません。

でも、特にプロの講師として登録しているのなら、毎回途中でレッスンが中断されてしまうのはよくないと思います。

有料プランに申し込むと、その時の為替レートにもよりますが、割引クーポンがない場合、1か月に1500円～1800円程度かかります。

Skypeなど無料でも時間無制限で使えるツールがあるのに、なぜ私がZoomを選んだのかというと、Zooｍのクオリティが高いからです。

Zoomには外見を補正してくれる機能が付いています。顔立ちはあまり変わらないにしても、肌がきれいに見えるので、化粧しないでレッスンすることもできます。

オンラインの日本語レッスンは世界中の学習者を対象としていますので、夜遅くにレッスンすることもありますよね。レッスンが終わったらすぐに寝られるように、レッスン時間の前にお風呂に入りたい人も多いと思います。

だから、化粧を落とした後でもレッスンできるZoomは本当に便利なんです！

italki と Preply

italkiと似たようなプラットフォームがいくつかありますが、私が知っている限りでは、italkiが最も手数料が少ない（講師側の取り分が多い）のでおすすめです。

語学系プラットフォームの Preplyは、italki よりも手数料が高いだけでなく、初回の生徒のレッスン料は講師側は1円ももらえません。つまり、1回目のレッスンを受けた生徒に気に入ってもらえて、2回以上リピートしてもらえないと、講師側は1円ももらえないというわけです。ちなみに、Preplyの初回のレッスン料は講師側は１円ももらえませんが、生徒側は100％のレッスン料を支払っています。

だから、Preplyでは、例えば大学院進学のための研究計画書を添削してほしいとか、近々進学や就職のための面接試験があるから練習しておきたいとか、このような１回で終わってしまうようなレッスンは提供しないほうがいいかもしれません。これらのレッスンには、たくさんの準備時間が必要です。１回だけで終わってしまうと、これだけ時間をかけて準備をしたのに、結局は１円ももらえないことになってしまうのです。だから、特にPreplyでは、その後の継続が見込める内容のレッスンだけをするほうがいいと思います。

その点、italkiなら、初回のレッスンから講師側がレッスン料を受け取れます。

ただし、italkiは、2022年9月26日から、トライアルレッスンに限っては、生徒がレッスンに満足しなかった場合に、レッスン料が100パーセント生徒に返金されるようになりました。もしかしたら、これを悪用して、実際にはいいレッスンだったのに「満足しなかった」とitalkiに報告する生徒が出てくる可能性もあり、それが嫌でトライアルレッスンをクローズする講師もいるのではないかと思います。italkiは、レッスンの種類ごとにオープンかクローズかを講師が選択できますので、トライアルレッスンだけクローズしておくということもできます（講師設定 → レッスンとレッスン可能日時 → レッスン管理 → トライアルレッスン → 「ステータス」の「予約可能」を「予約不可」にする）。

italkiのトライアルレッスン以外のレッスンは、今後も講師側も初回からレッスン料をもらえます。手数料の安さや、使い勝手の良さなど、総合的に判断すると、やはりitalkiが一番おすすめです。

Preply も使いやすいプラットフォームではありますし、利用している学習者数も多いです。 italki が講師を募集していない時は、 Preply から始めてみることをおすすめします。

フリーランスの日本語教師は稼げるの？たくさん稼ぐためには？

結論から言うと、フリーランスの日本語教師だけで生活できるくらいに稼ごうとするならば、日本語教師の資格の他に何かしら強みがあることが必要だと思います。

日本語教師間の競争が激しいのが現状だからです。

強みというとハードルが高いと感じるかもしれませんが、そんなに特別なことでなくても何でもいいんです。現在、自分に強みがないのであれば、強みを作っていけばいいんですよ。

日本語教育の中で自分が得意な分野を作るために関連した本を読んでみる、自分が今まで生きてきた経歴、趣味、外国語学習の経験、自分の性格上の強み、魅力的な外見、魅力的な声などなど、何でもいいから全て自分の強みとして最大限アピールすればいいんです。

italkiでのレッスン料は各講師が自分で決めるので様々ですが、当然、プロの講師のレッスン料のほうが相場が高いです。

個人的な考えですが、プロの講師なら１時間に１５USD以上にしておくのがいいと思います。実際にやってみればわかると思いますが、個人のフリーランスが薄利多売でしようとすると、時間に追われて疲弊してしまいます。長く続けるためには、自分を成長させるための勉強時間やストレス解消のための趣味の時間も必要だと思います。

だから、最初は他の講師の平均より安くしたとしても、定期的にレッスンを受けてくれる生徒が３人以上になったら、その後の新規の生徒には値上げをしてみるのもいいと思います。

私がざっと見た感じでは、2024年3月現在のitalkiでの日本語のレッスン料の平均は、

プロの講師が 20USDぐらい（italkiではドルで料金を設定します）

コミュニティチューターは 13USDぐらい

※この金額のうち、italki側の手数料としての取り分が15％で、残りの85%を講師が受け取ることができます。

参考までに、2024年3月現在の私の1時間のレッスン料は

フリートーク　１3USD

教科書を使ったレッスン（初級）　１８USD

教科書を使ったレッスン（中級）　２１USD

教科書を使ったレッスン（上級）　２３USD

自作のオリジナル教材を使ったレッスン　２３USD

資格がないコミュニティチューターでも、副業として空いた時間にレッスンをして月5万円程度稼ぐことは難しくないと思います。

本業としてもっと多くの時間の予約枠をオープンにできるなら、努力と工夫次第では月に20万円以上稼げる可能性もあります。

1か月に20万円稼ぐためには

1時間のレッスン料を18USDとすると

1USD ＝ 130円で計算して

18USD ＝ 2340円

講師側の取り分は 85％ですから

1時間のレッスンで講師側がもらえるのは 1989 円です。

200000 ÷ 1989 ＝ 100.55

つまり、1か月にだいたい100時間くらいレッスンすれば、20万円くらい稼げることになります。

1か月に5日間は休日にするとして

1日あたりのレッスン数は

100 時間 ÷ 25 日 = 4時間くらいにすることを目安にすれば達成できます。

日本語教師の仕事を本格的に始めると、レッスン時間以外の時間にもすることはたくさんあります。レッスンの準備やフィードバック、生徒からの問い合わせへの対応や教材研究、外国語の勉強などです。

ワーク・ライフ・バランスを考えたら、本業としてする場合でも、1か月のレッスン数が100時間くらいまでにしておくのがいいのではないかと思います。特に、慣れない頃はレッスンの準備に時間がかかりますから、オンライン日本語教師としての収入計画を考えるときは、とりあえず最初は1か月に100時間を目標にして、レッスン料を考えていくといいのではないかと思います。

最初はレッスン料を安めにしておいて、順調に予約が増えてきたら1時間のレッスン料を2～５USDくらいずつ上げていくといいと思います。1か月に100時間くらい予約が入るようになったり、レッスンの累積回数が１０００以上になったら人、その後は1時間のレッスン料を25USD以上にしてみてもいいと思います。その場合の1か月の収入は、だいたい28万円くらいになります。

現在のオンライン日本語レッスンの料金の相場を考えると、1時間のレッスン料を25USD以上にしてもたくさんの予約を獲得するためには

①他の講師にはできない何か特別な強みを持っている。

②他の講師がオープンすることが難しい時間帯に予約を受けられるようにする。具体的には、日本時間で深夜から早朝の時間帯（午前0時頃から午前6時頃）にもレッスンの予約を受けられるようにする。

少なくとも、①または②のどちらかが必要だと思います。

魅力的なプロフィールを作ろう！

italkiには無料で誰でも登録できますが、登録する際には、自分の顔写真と自己紹介動画が必要です。

実は、これがとても重要です。

italki で他の日本語教師との競争に勝ってたくさん稼ぎたいなら、できるだけ魅力的なプロフィールを作ってください。魅力的なプロフィールは、とても大きな強みになります。

自己紹介の動画は、自分でスマートフォンで撮影したものをそのままアップロードしても登録はできるのですが、字幕などをつけて編集してあるほうが生徒を集めやすいのも事実です。

もし動画編集のスキルがあれば、italkiなどでたくさん稼ぐためにかなり有利になります。

動画編集を業者に依頼すると高額な料金を支払わなければなりませんから、できれば自分でするのがいいと思います。

動画編集のスキルがあれば、italki のプロフィール作成に役立つだけではなく、そのスキルをいかして他の副業を始めることもできるようになります。

オンライン日本語教師の仕事だけでは、長期的に見るとどうしても収入が不安定になりがちです。

もしフリーランスになりたいなら、少なくとも収入源は2つ以上（できれば3つくらい）あったほうがいいと思います。

オンライン日本語レッスンを本業としつつ、収入源を分散させるためにおすすめな副業については、↓↓↓の記事に詳しく書いたので、ぜひ読んでみてくださいね(^^)

☆フリーランスになるための戦略☆日本語教師が副業するなら？複数の収入源を持って将来的なリスクに備えよう！

動画編集のスキルは一生の財産になりますので、この機会に学んでおいて損はないと思います。

動画編集が学べるスクールはたくさんありますが、他社よりも安価で定評があり、コストパフォーマンス抜群の「 studio US」をおすすめします。

オンラインで受講できますので、忙しい人でも無理なく学ぶことができます。

月4,584円～学べる動画編集スクール【studio US】

italki・Preplyに登録したばかりの講師が予約を獲得するための戦略

italkiやPreplyに登録したばかりの頃は、生徒からの予約が入りづらいのが普通です。

各講師のプロフィールページには、これまで教えた生徒の数とレッスン数が表示されています。

この数が多いと経験豊かな講師という証拠になり、教えるスキルも高いと判断されますから、レッスン料を高めにしても生徒は集まります。

だから、最初はとにかくレッスン数を増やしていくことが重要です。

そこで、最初は、他の講師よりもレッスン料を低く設定することをおすすめします。

自分に特に強みがなくても

①相場よりもレッスン料を安めに設定する

②できるだけたくさんの予約枠をオープンする

③土曜日と日曜日の予約枠もオープンにする

このようにすれば、徐々に予約が入るようになります。

時間帯については、他の日本語教師がオープンしづらい深夜から早朝の時間帯（午前0時頃から午前6時頃）にオープンするのもおすすめです。

この時間帯は、ヨーロッパ時間で夕方～夜の時間帯ですので、ヨーロッパ在住の学習者からの予約がたくさん入ります。ヨーロッパにはイギリス、フランスなど物価が高い国も多いので、レッスン料を高めにすることもできます。

大部分の日本語教師は日本在住ですから、この時間にオープンできる人はとても少ないです。

だから、競争相手が少なく、レッスン料を高めにしても生徒は集まるというわけです。

レッスン料の値上げ

順調に生徒数が増えてきたら、収入を増やすためにレッスン料を値上げをしてみましょう。あまり頻繁に値上げするのもよくないと思うので、１年に１回ぐらいの頻度での値上げがいいのではないかと思います。

italkiでは、レッスン料を変えると、全ての生徒にその新料金が適用されます。もし特定の生徒だけはこれまでと同じ料金でしたい場合は、その生徒が予約したい日時をあらかじめ知らせてもらい、その日時の招待状を送ります。italkiでは、招待状を使えば、特定の生徒だけ料金を変えたりオープンしていない時間帯にもレッスンすることができます。

Preplyでは、レッスン料を値上げしても、新料金はそれ以降に始めた生徒にだけ適用されます。既存の生徒には何の影響もありませんから、実験的に気軽に値上げしてみて、様子を見ながら最適な料金を見つけていけばいいと思います。Preplyで既存の生徒のレッスン料も値上げしたい場合は、値上げしたい旨をその生徒に説明し、了承してもらえれば値上げできます。

プロの講師として登録するならオリジナルの教材を作成すると強みになる

プロの講師として登録するなら、他の講師と差別化するために、自分で教材を作成すると強みになります。他の講師とは違った自分だけのオリジナリティを持つことができれば、価格競争に巻き込まれるリスクが少なくなるからです。

オリジナルの教材作成にはとても時間がかかるので、レッスンの予約があまり入っていない日などに少しずつ準備しておくといいと思います。

ここで重要になるのが、そのように時間をかけて作った教材のデータをどこに保存しておくかという問題です。

実は、USBメモリなどには寿命があるんです！例えば、USBメモリなら寿命はわずか2～10年！せっかく時間をかけて作った教材のデータが消えて後悔しないように、早めの対策が必要です。

データを長期保存（半永久的に保存）できる記録メディアについては、↓↓↓の記事に詳しく書いてありますので、ぜひ読んでみてくださいね(^^)

USBメモリ、HDD、DVDには寿命がある！データを長期保存（半永久的に保存）できる記録メディア教えます！

コミュニティチューターでも、少なくとも1～2冊の文法書があったほうがいい

コミュニティチューターとして、フリートークのレッスンだけしていても、時々レッスン中に文法関連の質問をされることがあるかもしれません。

コミュニティチューターはプロの講師ではないとは言っても、無料ではなくお金をもらって日本語を教えています。その場では答えられなかった質問は、レッスン後に調べてその回答をメッセージで送る程度のことはしてあげたほうがいいと思います。

生徒さんからの質問をわからないままで終わらせてしまうと、その生徒さんはリピーターになってはくれずに、他の講師に行ってしまうかもしれませんからね。

そこで、コミュニティチューターでフリートークのレッスンだけしている場合でも、できれば日本語の文法書を2冊程度は持っているといいと思います。

私は日本語教師になって、問題集を含めて数十冊の教材を買いましたが、その中で、もしコミュニティチューターとしてフリートークのレッスンをしている人におすすめするとしたら、

・「中上級を教える人のための日本語文法ハンドブック（庵功雄、他3名）（スリーエーネットワーク）」

・「初級を教える人のための日本語文法ハンドブック（庵功雄、他3名）（スリーエーネットワーク）」

この２冊があれば、もしフリートーク中に文法に関する質問があった場合に、その場ではうまく答えられなかったとしても、大部分の文法に関する質問は、レッスン後にこの本で調べてメッセージで説明したり次回のレッスンで説明したりすることができるようになると思います。

それを続けていくことで生徒さんからの評価も上がり、リピーターをたくさん獲得できるようになると思います。

実際、コミュニティチューターであっても、italkiでたくさんのレッスンを経験し、プロの講師よりも高いレッスン料を設定している人もいます。コミュニティチューターであっても、やり方しだいでは、たくさん稼ぐこともできるというわけです。

リンク

もっと稼ぎたい！レッスンの準備時間を短縮したい！　～　英語学習のすすめ　～

月5万円程度なら、特別なスキルがなくても誰でも到達できると思います。

でも、もっとたくさん稼ぎたいなら、他の講師と差別化できるスキルが必要になります。

差別化するために誰にでもおすすめできることは、英語力を強化することです。

英語はグローバルな言語ですから、世界中の多くの国の人が、何らかの形で英語を学んだ経験があります。

英語ができるようになれば、日本語が全くわからない完全な初心者に対しても日本語を教えることができるようになります。

日本語で日本語を教える直接法という方法もあり、多くの日本語学校では直接法で日本語を教えています。

でも、英語を使って日本語を教えることができれば、直接法よりも効率的かつ効果的に日本語を教えることができます。

学習者の立場でも、全くわからない日本語だけで日本語を教えてもらうよりもストレスが少なく、安心してレッスンを受けることができます。

講師の立場でも、直接法によるレッスンの準備よりも間接法によるレッスンの準備のほうが楽です。直接法のレッスンは、絵カードなどたくさん準備する必要がありますからね。

英語の学習方法については、↓↓↓の記事に詳しく書きましたので、参考にしてみてくださいね！

フリーランス日本語教師の仕事のための英語学習方法

英語を学習するために、短期の海外語学留学に行くのもおすすめです。

オンライン日本語教師の仕事は、インターネットとパソコンがあれば、どこでもできる仕事です。だから、オンライン日本語教師として収入を得ながら、海外に語学留学することもできるというわけです。

物価が高い欧米の国に留学したら費用がたくさんかかりますが、例えばフィリピンのような物価が安い国に留学すれば、経済的な負担をかなり少なくすることができます。

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英語以外の外国語ができると他の講師と差別化ができる

英語以外の外国語（日本語学習者数が多い国の言語）を学んでおくことも、他の講師と差別化ができるのでおすすめです。

私は韓国語とベトナム語を勉強しています。

参考までに、韓国語とベトナム語の効率的な学習方法については、↓↓↓の記事で詳しく書きましたので、もし関心があれば読んでみてくださいね(^^)

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プロの日本語教師になって日本語学校で働くためには？

フリーランスとして働くのではなく、日本語学校で日本語教師として働くためには、条件があります。

以下の条件のうち、いずれかを満たしていることが求められます（2023年１月現在）。

また、この条件のいずれかを満たしていれば、italkiに「プロの講師」として登録することもできます。

・「日本語教育能力検定試験」に合格する

・学士の学位を持ち、かつ文化庁認定の「日本語教師養成講座（420時間）」を修了する

・大学または大学院で日本語教育に関する主専攻または副専攻のいずれかを修了する

ただし、今後は、現在議論されている日本語教師の国家資格化の動きに注意していく必要があります。なぜなら、上記の要件が今後変わる可能性が出てきているからです。

日本語教育能力検定試験

私は日本語教育能力検定試験に合格しました。

もし、現在フルタイムで働いていて残業もある仕事をしている方が、プロの日本語教師になりたい場合は、「日本語教師養成講座（420時間）」の受講よりも日本語教育能力検定試験の合格を目指すことをおすすめします。

近年の合格率は28％～30%くらいですから、フルタイムで働きながら独学で合格することも十分に可能です。私は働きながら5か月間の学習期間で、1回の受験で合格することができました。

日本語教育能力検定試験に受験資格はありませんから、誰でも受験することができます。

試験会場は、札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡で、この中から出願時に選択します。

受験料は、2020年までは税込で10,800円でした。

しかし、2021年と2022年は、新型コロナウイルス感染症拡大の予防措置や試験会場確保などの費用が増加するとの理由で、受験料は税込で14,500円でした。

これは、今後も変更になる可能性がありますので、最新の情報は試験実施機関の「公益財団法人　日本国際教育支援協会」のホームページで確認してくださいね。

ここで一つ注意しておくべきことがあります。

日本語教師の国家資格を創設し、認定日本語教育機関で日本語を教えるにはその資格を取得することを原則とすることが議論されています（現在議論中でまだ確定ではありません）。

日本語教師の国家資格を得るためには教育実習と筆記試験を受けなければならないのですが、日本語教育能力検定試験に合格した人に対しては、筆記試験の一部または全部を免除する可能性が高いようです。

国家試験の筆記試験の内容は日本語教育能力検定試験と似たようなものになることが予想できますので、現行の日本語教育能力検定試験の試験を受けておくのもいいと思います。

日本語教育能力検定試験に短期間で合格できる方法については、↓↓↓の記事に詳しく書きましたので、読んでみてくださいね！

日本語教育能力検定試験に短期間で効率的に合格できる勉強方法と本・学習教材！５か月の独学で合格しました！

日本語教師養成講座（420時間）を修了する

既に学士の学位を持っていて、費用がかかってでも確実にプロの日本語教師になりたい人にとっては、「日本語教師養成講座（420時間）」を修了するルートを選択するのが、現在は一番確実なルートです。

日本語教育能力検定試験は独学で合格するのが可能な試験であるとはいえ、それでも受験生のうち70％以上の人は不合格になる試験ですから、合格するまでに何年もかかる人もいるからです。

「日本語教師養成講座（420時間）」を修了するルートであれば、この講座を修了すればプロの日本語教師になれますので、今後のプランが立てやすいというメリットがあります。

でも、今後は、日本語教師の国家資格化の動きにも注意が必要です。

日本語教師の国家資格を得るためには教育実習と筆記試験を受けなければならないのですが、現行の「日本語教師養成講座（420時間）」を修了した人の扱いについては、まだ不確定要素が多いです。

「日本語教師養成講座（420時間）」は、だいたい半年～1年ぐらいのコースで、受講するにはだいたい55万円～60万円ぐらいの受講料がかかります。

「日本語教師養成講座（420時間）」で学んだことは日本語教師になってから役立ちますし、日本語教育能力検定試験のための勉強にもなります。だから、時間とお金に余裕がある人は、現行の「日本語教師養成講座（420時間）」を受講しておくことも無駄にはならないと思います。

ちなみに、知り合いの日本語教師数人に聞いてみたところ、ヒューマンアカデミーの日本語教師養成講座をおすすめだと言った人が一番多かったです。

ヒューマンアカデミーは、あの有名な「日本語教育能力検定試験　完全攻略ガイド」を出版している会社です。ヒューマンアカデミーの「日本語教育能力検定試験　完全攻略ガイド」は、日本語教育能力検定試験に合格した人ならば必ずと言っていいほど持っている、日本語教育能力検定試験に合格するためには必須の教材です。

日本語教師養成講座